サッカーの報酬などお金の話

報酬

近年サッカー界を驚かせている中国サッカー資本。年棒・報酬ランキングを見てみると明らかな変化があるようです。2017年冬に上海申花に加入したカルロス・テベスは3198万ポンドの年棒額、トップになりました。これはこれまでのトップだった、リオエル・メッシとクリスティアーノ・ロナウドを抜いての世界最高金額となりました。さらに元チェルシーのオスカール、ユベントスから天津権健に移ったアクセル・ヴィツェルといった選手もCSL(中国スーパーリーグ)に参加。この結果から実に年棒トップ10のうち5選手が、中国スーパーリーグの選手で占めることとなりました。

こうしてランキング化してみると、いかに中国のクラブがお金を持っている話かがよく分かります。特に上海の2クラブは選手の積極的な補強・加入を推進しています。テベスとアンダ・トゥランを獲得した上海申花には、他にも元インテルMFグアリンや元ナイジェリア代表FWマルティンスなどが所属しています。一方オスカルを獲得した上海上港は、フッキとエウケソンというJリーグでも馴染みのあるブラジル人選手に加え、元ポルトガル代表DFリカルド・カルバーリョも獲得、加えて監督も元チェルシーのビラス・ボアスです。

習近平が大のサッカーファンという話しで、国内のサッカーリーグ強化を図っているといわれる中国スーパーリーグですが、数年前起きた、給与不払い問題問題も解消、世界中のトップレベル選手の高額移籍はさらに続くかもしれません。年棒・報酬ランキング選手が中国リーグの選手で埋まってしまうのも近いのかもしれません。